『肌は露出した脳』といわれるほど、感覚センサーが一杯。
肌で感じた刺激や情報は脳へ伝達されます。
その刺激とは、紫外線や乾燥といった外的刺激、そして最も影響を与えるのが人間関係ではないでしょうか。
肌、肺、腸の深い繋がり
例えば、人ごみに行くと疲れる。
相手の空気を読みすぎる。
私がまさにそうだったのですが、感性が高い方ほど、空気感や会話などを、肌で感じるカに長けていると言われます。
肌で感じたセンサーは、肌と繋がる腸や肺、脳へと連動します。
肺が行う 『呼吸』は、気血を巡らせる働きを調整するのですが、重たい空気を察するとストレスを感じ、交感神経を刺激します。
すると、血管が収縮し、筋緊張し、巡りが滞りやすくなるのです。
腸や脳へと連動したストレスは、内臓機能を低下し、体を守る為に炎症モードへとスイッチが押される。
センサーとストレス
敏感で繊細なタイプな方ほど肌荒れを起こしやすい、と言われるのはまさにこういった体の仕組みがあるからです。
感性が高いほど人一倍センサーを働かせるので、ストレスも感じやすいですよね。
ですが、真面目で、我慢強く、完璧に頑張ってしまうタイプの人ほど、ストレスを感じた時に空気を読むんです。
だから、無意識にグッと飲み込み、心の奥底に閉じ込めてしまいがち。
結果、『ストレスはないんだけど‥』と自分のストレスに気付きにくいのです。
本音に気付く大切さ
本当はこう思ったのに‥。
本当はこう言いたかったのに‥。
頭で沢山考え、ポジティブ変換して、真面目に頑張る。
大切な心は置き去りに‥。
皆さんはそんなご経験はないですか?
『肌は心』だからこそ、蓋をしてしまった心の苦しさを、私たちに肌荒れという形で教えてくれているのかもしれません。
大切なことは、そんな肌荒れを敵にしないこと。
焦りから付け足すケアをしたり、肌を壊す治療をしないこと。
センサーを守る
肌荒れを起こしている時、肌のバリアが崩れ、常にセンサーが警戒モード。
センサーを止めてあげるには、敏感に反応しているストレス源に気付いてあげることが大切です。
ですが、ストレスを手放すことは、意外と難しいですよね。
まずは、敏感になっている肌を守ってあげましょう。
弱ってしまった角質層をシルクで補強してあげることで、敏感になっていたセンサーが正常モードに戻る手助けをしてくれます。
苦しかったね、大丈夫だよ、と声をかけながら。
崩れてしまった0.2ミリの表皮を優しく保護してあげるんです。
余裕がない時ってどうしても、自分の気持ちや感覚に耳を傾けることができないもの。
センサーが戻っていく過程でゆっくりと、最近の自分はどうだったかなと見つめることで、見えてくるものがきっとあるはず。
感覚センサーを利用する
そして、もう一つ。
肌はセンサーだからこそ、肌が心地良いケアをしてあげることで幸せホルモンが分泌され、非常に優れた効果を発揮してくれます。
私が惚れ込んだ、mayunoWaが得意とする絹筆。
ヒートショック(熱刺激)によりコラーゲン生成を促す効果。
そして、筋肉をほぐすことで、脳を深いリラックスへ導きます。
血行が良くなり、脳に酸素と栄養を届けることで、熱や老廃物を放出する。
脳が緩めば、全身緩む。
脳が巡れば、全身巡る。
これが化学物質であればどうでしょう?
センサーが敏感な時ほど、化学物質は肌にとって異物ですよね。
ですが、シルクという自然そのものであるほど、肌は心地良さを感じるはず。
無意識でストレスを増やしがちな方ほど、肌を労る時間を作ってあげることが大切ではないでしょうか。
HSPというワードが流行って以降、繊細だから、敏感だから、とネガティブな決めつけが増えた気がします。
ですが、その感性を守り活かすことで、肌や心は研ぎ澄まされていく、と私たちは信じています。
mayunoWaでできることは沢山。
この大切さを伝える仲間と共に、大切なお客様へお届けしてしていきたいものです。