お肌の常在菌と腸内環境との深い関係

私たちの全身で日夜活動を続けている様々な常在菌達。健やかで美しいお肌のためには、この常在菌の多種多様性とその働きが大切ということはお伝えしてきましたが、お肌だけではなく全身についてはどうでしょうか。

 

 

互いに影響し合う常在菌たち

私たちの身体は口腔から腸内までずっと繋がっており、また皮膚は「人体最大の排泄器官」といわれるほど全身の代謝に大きな役割を果たしています。

そのため身体の各器官はそれぞれに大きく影響し合っており、身体のどこかが不調な時、実はその原因が別の個所にある、ということは珍しくないんですね。

この「互いに影響し合う」というのは勿論常在菌についても同様です。例えば、『過度に手を洗いすぎて皮膚常在菌が減ってしまったために、結果として免疫力が下がってしまった』というお話も最近ではよく耳にするのではないでしょうか。またその逆で『お肌の常在菌をしっかりと育てた結果、風邪を引きにくくなった』という良い方向での影響もよく聞きます。

 

 

「お肌」と「腸」も影響し合っています

それでは今回は、全身の器官の中でも特に「お肌」と「腸」との関係について詳しく見てみましょう。

 

 

リーキーガット症候群って!?

突然ですが、こんなお話を聞いたことはありますか?

 

これは近年世界的に話題となってきている「リーキーガット症候群」という疾患についてのお話です。

リーキーガット症候群とは、「リーキー=漏れる」「ガット=腸」という名前の通り、腸に穴が開くことで菌やウイルスといった異物が血液内に漏れ出してしまう現象や、それにより発生する様々な症状を指します。

小麦に含まれるグルテンが原因になることがわかっていますが、食品に含まれるアルコール、そして日常のストレスといったものが引き金になるとも。

疲労感や発熱、睡眠障害といった全身に及ぶ症状が報告されており、特にお肌に対する影響としては、「ニキビ」や「じんましん」、更に「アトピー性皮膚炎」の原因の1つではないかとも言われており、最近皮膚トラブル治療や美容といった業界からも注目を集めている疾患です。

 

 

皮膚を搔くと腸に穴が開く?!

そして近年、更にその逆方向の影響として、「皮膚を引っ掻く」という皮膚トラブルが「腸の穴あき」を引き起こす、といった実験結果が発表されました。

「痒い」と掻いてしまったことから、腸、ひいては全身に不調をきたしてしまうとは驚きですね。

 

 

菌からアプローチする新しいケア方法

他にも昔から、「便秘」と「肌荒れ」には強い相関関係があるといわれてきました。両者とも今まさにお悩みの方も多いのではないでしょうか。

腸の状態が悪いというのは、多くが善玉菌が減少し悪玉菌の働きが活発になってしまった状態のこと。これにより便秘や、毒素・老廃物が蓄積し、その結果「ニキビ」や「吹き出物」「くすみ」などの肌トラブルが発生してしまいます。

 

逆に健康な腸というのは、悪玉菌が少なく善玉菌が元気に働いてくれている状態のこと。勿論これはお肌についても同様です。

更に、先にお伝えしたように全身の常在菌バランスは互いに影響し合っているので、善玉菌を育てる正しいスキンケアを行うことで、身体の不調も改善されるかもしれませんよ。

 

 

美しいお肌のためには勿論、全身の健康のためにも、しっかりと「育菌」するスキンケア、おすすめです。

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