肌が荒れると、『早く治したい』気持ちが出てきますよね。
私自身、肌が大炎症を起こした時、一刻も早く治したい思いから、ありとあらゆる手段を使いました。
対処療法である西洋医学は、早く治したいを叶える助けになります。
その一つがステロイド薬。
どうにも治らなかった肌荒れが、たった数日で綺麗になるのです。
でも、また再び荒れだす‥この繰り返しの中抱いた、対処療法への疑問。
根治療法とは何か?を、自分へ深く問いただすようになりました。
否定マインドに気付き、手放す
早く治したい、もっと良くしたいとは、一見聞こえが良いですが、『今の私は良くない』と、間接的に自分を否定しています。
実は、この状態では治癒に向かわないのです。
体とは、安心感や幸福感が多いほど、治癒に必要な神経、ホルモン、菌バランスが整い作用してくれます。
ですが、否定マインドでは、脳から体へ攻撃の信号が送られ、治癒とは逆へ向かいます。
私たちは、当たり前なことほど忘れがちで、自分を否定していることにも気が付かないことが多いですよね。
そして、自己否定を抱えるほど、外側に意識が向き『何かを足して治そう』と心が働きます。
ですがいくらやり方(スキンケア用品やサプリ、食事法など)を付け足しても、肌はなかなか応えてくれないのです。
『自分を変えようとすること』が気付かぬうちに自分のストレスになっていく‥。
そして、その中で『大切なことは何か』に気付かされます。
受け入れ、委ねる大切さ
早く治したい肌荒れなのに、治さない努力をするって‥?
それは、『自然に委ね、手を加えない』ということ。
怪我や風邪が自然に治るように、私たちの体には元々『自ら治す力』があるのをご存知ですか?
ここで何かを足して手を加えるほど、本来働くはずの治癒力が働きにくくなってしまう‥。
現代人が抱えるトラブルの多くはここにあります。
ですが、症状が出ている時ほど、委ねる、信じるって難しいですよね。
どうしてもネガティブな思考や、治すことへの執着が湧いてくるのです。
完璧ではない自分
頑張っていない自分
不安な自分
をそのままで良いよと、許すことがなかなか難しい。
変えたい、と逆らってしまう。
まずは、そんな今の私に気付くことが大切です。
そのありのままの私を受け入れてみる。
大丈夫と思えない、湧き出た思考感情全てをOKとする。
そして、mayunoWaに委ねるんです。
強がりで、頼ることが苦手だった私が、委ねるしなやかさを覚えたのは、mayunoWaのおかげ。
治るまで時間がかかっても良い。
自分の治癒力が戻るまで、植物に甘えれば良い。
自分一人で抱えきれなかった苦しさを、mayunoWaという自然へ委ねた瞬間、一気に解放された感覚がそこにはありました。
自分を信じる力は、後からついてくる
mayunoWaは、肌本来持つ力を引き出すサポートをしてくれます。
治癒力を奪わない、治癒力を引き出す処方。
少しずつ、少しずつ、肌が自らの力で水分を保てるようになり、柔らかくなっていく。
少しずつ少しずつ、荒れる頻度が減ってくる。
委ねることで少しずつ戻ってきた私の肌。
自分が持つ治癒力の素晴らしさを感じるたび、『私にはこんなにも力があったんだ、私は大丈夫』と肌だけではなく、心も体の調子も前を向きます。
心と体が元気だと、もっとおしゃれをしてお出かけをしたい、もっと〇〇してみたい、と行動も前向きに。
そんな私になるまで、ずいぶんと遠回りをしました。
今起きている現実を、『しかたがない』と受け入れることは、美しい諦めだと今は言えますが、そう思える時は人それぞれのタイミングでやってくるもの。
自分のことが分からない時
受け入れるが分からない時
自分を信じるができない時
そんな時期も必要な過程で、良い方向へと向かっている証です。
肌荒れから学ぶことは沢山。
人間としての学びと成長を、肌を通しこれからも磨いていきたいものです。