肌と向き合う時、切っても切り離せないのが『心の存在』ではないでしょうか。
でも、何がそうさせているの?
心ってどうやって整えるの‥?
外側に意識が向きすぎると、自分を見つめることを置いてきぼりにしがち。
そんな『私の心』を一緒に振り返ってみませんか?
肌荒れがもたらす作用、を考えてみる
私は、体の声を聞くようになってから、この症状はどんな作用をもたらすか?
まずは、そうやって体に寄り添い、考えることから始めます。
胃腸の調子がイマイチな時は、入れ込むことができなくなる。
頭が痛い時は、考えたり動くことができなくなる。
つまりそれをストップする時なのかなって、体の声に従ってみるんです。
では、肌が荒れた時は?
皆さんはどう考えますか?
自分のことを見たくない
人からも見られたくない
私は肌荒れって、『人から遠ざける作用』があるように感じます。
そして、様々な行動や挑戦もストップしてしまう。
何故?って考えると、辿り着くのは『自分に自信がない』ということ。
自信がないから、無意識のうちに自分の気持ちや行動を抑圧してしまうのかなと気がついたのです。
抑圧しているものは何か?
思えば、子供の頃から自分の本音を隠し、相手の顔色を読んでは、嫌われない生き方をしてきた私。
この抑圧した心の奥深くを見つめ直すきっかけになったのは、私と子供の肌荒れがあったからです。
例えば、
体が弱いのかもしれない‥
こんなに気をつけているのに何故‥
肌に出ない子が羨ましい‥
治らなかったらどうしよう‥
繊細だね、薬塗ったら?という周りの言葉が辛い‥
と本当はネガティブな本音があるのに、心の奥にしまい込んでしまう。
そして、意識を別に持っていきます。
〇〇をやめたら/〇〇をしたら、治るから大丈夫。
そうやって『ポジティブ変換』してしまう心の癖。
制限を作り完璧に整えることで、心のバランスをとっていたように思います。
その制限を全く気にせず自由に食事をさせる夫に、もっと気にかけてよ、私のこと分かってよ、と苛立ちを感じてしまう‥。
でも、そんな自分でいることは苦しかった。
本当はもっと、自由に食事を楽しみたい。
本当はもっと、私の人生を楽しみたい。
本当はもっと、甘えたい。
一生懸命強く見せていたけれど、本当の私は、不安で、悲しくて、焦っていて、体を否定して、相手も否定して‥
もしかしたら私は、もの凄く苦しかったのかもしれない‥。
そうやって少しずつ、抑圧した自分の苦しさに気付くことが、心を見つめる上で大切なことなんだと気付いたのです。
弱さから強さへ
そんな弱さをグッと堪え、頑張ってた自分に気付くと今度は自分をギュッと抱きしめたくなります。
肌と向き合うってどういうこと‥?
心と向き合うってどういうこと‥?
向き合うが分からなかった私ですが、自分の中に隠れている『本当は‥』に気付いてあげる、それだけで十分じゃないかと思います。
忙しい日常の中で見えていないもの、特に蓋をしている感情を抱えていることは、それそのものがストレスとなりますよね。
結果、肌荒れを悪化させるだけでなく、苦しい自分を分かって欲しいという他者への欲求まで生じさせたり。
真の強さとは、弱い私をどれだけ受容できるか。
『この私でも大丈夫、そうやって弱さや苦しさを受容していくうちに、お肌も連動して前を向いてくれるようになった』
私だけではなく、mayunoWaのお客様が口を揃え仰ること。
心と体の繋がりの素晴らしさ、体が持つ治癒力の偉大さに感動する瞬間であります。
肌荒れは、心がとっても苦しいです。
でもどんな時も、自分だけは自分に寄り添える私でありたい。
大切なことは、自分を抑圧することなく、自分の中にある美しさを尊重すること。
肌荒れから見えてきた自分の弱さを受け入れると、今度は強さが湧いてきませんか?
『また一つ逞しくなった私』を、一人でも多くの方へ。
それがmayunoWaの役割。
だからこそ私たちは、肌から学び、肌と心を磨き続けるのです。