自分の体の中は目に見えないからこそ、見えない部分を整える大切さが問われますよね。
肌を整える時、一般的に言われるのが栄養、腸、血、菌、心‥
しかし、見えない部分に囚われすぎるほど、自分を苦しめてしまいます。
目に見えないことは憶測
痛みや苦しさは目には見えませんが、自分で感じ取ることができます。
ですが、腸は目には見えませんし、栄養も血の質も菌バランスも、その日その時で流動的です。
一般的にこれは〇〇が原因だ、〇〇をした方が良い、と言われることであっても、体の中のことは断定することはできないですよね。
体は私たちが想像する以上に複合的に絡み合い、私たちを形成します。
憶測で決めつけ、それに基づいた対処法をとることは、かえって間違った作用をしてしまうこともあるのです。
今、私、に意識を向ける
どうやら私たちは、今に意識を向けこと、自分を感じることが苦手になっているように感じます。
栄養はしっかり摂っているのに‥
潜在意識を整えているのに‥
咀嚼せず味わっていない‥
自分への愛を感じていない‥
それはまさに、地に足がついていない状態。
情報が溢れ気味な、現代の課題なのかもしれません。
だからこそ、バランスが大切。
過去は二度とやってきません。
あの時の〇〇が良くなかった。
もっと〇〇すれば良かった。
それは、今を失敗だと捉えているからそう決めつけていることで、その時その選択をしたことは間違いではありませんよね。
いつだってベストな選択です。
大切なのは、未来に向けて『今』何をするか。
〇〇だったら、と過去の経験を引っ張りまだ見ぬ未来への不安から〇〇しようとするのをやめ、『今に意識を向け、今目に見えることを整える』。
そんな必要性が問われるのです。
肌を物質的に整える
その最たるものが肌です。
肌が荒れてしまった時、まずは自分を物質だと捉えてみましょう。
今、乾燥している、ニキビができている、痒みがある。
何故?と断定したくなる癖を手放して。
そこに憶測もいらない。
今、目に見えている事実に基づき、直接触れて必要なケアができる唯一の場所を整えていく。
まずは、肌という物質的場所に、たっぷりの水分を与え、シルクで補強していきましょう。
角質層が作られ肌が補強されることで、少しずつ菌バランスが整い、自らの力でバリア機能、肌免疫が戻っていきます。
少しずつ肌が育つことを体感すると、『外側から付け足さなくても大丈夫なんだと』小さな自信が生まれるんです。
腸を整えよう、食事を徹底しよう、毒素を出さなきゃ、そうやって頑張って整えていた自分も好きだったけれど、あれこれ考えずシルクに委ね、自分を守ってあげようと保護する気持ちは、そのまま私生活にも現れるなと気付いたのです。
肌が育っていくことで、気持ちが前を向き外出が楽しくなったり、新たな挑戦が生まれたり。
心が前向きだと、自ずと体も、人生も前を向きますよね。
今に意識を向ける。
今肌を守り育てる。
それにより生まれるこの素晴らしさを、もっとお伝えしたい。
肌からできることは、実に偉大です。