美しい肌には欠かせない4つのバリア肌表面には「マイクロバイオーム」という常在菌がつくるバリアがあります

4つの肌バリア4 Skin Burriers

肌を美しく健康に保つために備わる幾重にも重なるバリア
mayunoWaはこの「強固に身体の内部を守りぬく仕組み」を最も大切に考え、その鍵をにぎる角質層とそこに棲む常在菌叢マイクロバイオームに着目した化粧品づくりをしています。

生物的バリア「常在菌叢」
→お腹の中の無菌状態から生まれ出た瞬間から肌に棲みつく300種類にも及ぶ共生菌。

化学的バリア「皮脂膜」
→常在菌叢のはたらきによりつくり出される肌表面を覆う弱酸性のうるおい膜。

物理的バリア①「角質層(角層)」
→角質細胞と脂質(油分と水分)からなる10層にも及バリア機能の鍵となる強固な構造。

物理的バリア②「タイトジャンクション」
→細胞同士がピタリとくっつき合い、簡単には外部からの物質が入り込めない構造。

マイクロバイオームとは

私たちの皮膚には、1cm2に約100万を超える微生物(細菌・真菌・ウィルス等)が棲んでいます。
皮膚だけでなく、管腔(消化器・皮膚、口腔、鼻腔、呼吸器、生殖器)を合わせると、その数約1000兆個、人体を構成する細胞が約60兆個ですので、それを遥かに超える数の微生物が棲みつき、情報交換をしながら外部からのダメージから細胞を守り、身体の生理機能を整える一翼を担っています(これら微生物集団のことを、ヒトマイクロバイオオーム=細菌叢と呼びます)。
病原体やウィルス、有害な一過性の菌など、人体にダメージを与える微生物とは異なり、身体の生理機能や細胞を弱らせることなく共生関係を保っているのがマイクロバイオームなのです。
その研究まだ始まったばかりですが、マイクロバイオームの棲みつく環境を整え維持することは、私たちが心身ともに健康へと近づくための鍵をにぎっていることがわかっています。

肌バリアの大切さSkin Burrier

乾燥や紫外線、空気中の飛散物質。
肌に触れるアルコールやメイク等に含まれる金属微粒子などのさまざまな化学物質に加えて、不規則な生活やストレスも肌トラブルを起こす原因になることもわかっています。

合わない化粧品をつけたときに感じるヒリヒリやぽつぽつ。
日々のストレスが積み重なることで発症する赤みやニキビ。
一度肌荒れモードに入ると、抜け出すのに時間がかかって悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

『老化で肌が乾燥しているからかな?』
『肌が弱っているのかな?』

と、スキンケアを足してみたり、お薬をつけてみたり。

でも、なかなか治っていかないその訳は、「肌のバリア機能が弱っている」ことと、それに伴う「菌バランスの崩れ」により悪循環になっている可能性が高いのです。
肌のバランスを崩すさまざまな要因に溢れた現代社会においては、『肌のバリア機能をととのえ、免疫力を維持すること』こそが、美しく健康的な肌を保つための鍵となります。

エビデンスを重ねたスキンケアmayunoWaは結果が求められるエステ業界に認められたカウンセリング化粧品

mayunoWaのスキンケアは4つのエビデンス(肌常在菌解析データと100名に及ぶ臨床データの結果)に基づき特許が認められたスキンケアメソッドです。

  • 表皮ブドウ球菌の増加/肌環境の改善
  • 皮膚常在菌の多様性・バランスの改善
  • アトピー性皮膚炎等、バリア機能の弱い肌の常在菌バランスの乱れを回復
  • 角質層と常在菌叢へ守りと育成のダブルアプローチでの短期・長期的な改善

変わり続ける環境の中、ストレス、疲れ、睡眠不足、ホルモンバランスなど、多岐に及ぶ肌荒れの原因に対して常に最新のエビデンスを積み重ねています。

原料の選択基準優れた生体適合性と生分解性がある材料をキー成分に厳選した原料を使用

生体材料 シルクORGANIC RAW SILK

シルクが肌のアミノ酸組成に極めて近い化粧品原料として有用な天然素材であることは良く知られていますが、mayunoWa はシルクが本来持つ機能性をそのままに製品化することを追求してきました。
通常シルクフィブロインの製造工程では、溶剤や熱・過度の物理的な剪断力が必要とされ、出来上がった原料には防腐処理が必須となりますが、ORGANIC RAW SILKは従来とは全く違った手法を用いることで繭の機能性を損なうことなく、目に見えない細かな糸の状態に戻され防腐剤を一切使わず調製されます。また、蚕のいのちも切り繭にすることで犠牲にしないという選択がされています。

スキンケアに求められる塗布したときの「肌への優しさ(生体適合性)」はもちろんのこと、長期に安心して使える「肌への負荷がないこと(生分解性)」は、生産性や効率を優先せず、生命と向き合うことを大切にすることでこそ実現できるのだと考えています。

細胞培養水

皮膚の付着したアレルゲンや一過性の菌、金属微粒子等を肌負担を抑えながら取り除くこと。そして肌の上の常在菌が棲みやすい環境をつくるためには生体になじみ常在菌にやさしい特別なお水が必要です。
人体の80%を占める水の大切さは誰もが疑いませんが、どういう水が良いのか、その基準はつくることは簡単ではありませんでした。
水道水はもちろん、海洋深層水・温泉水・地下水・蒸留水といった水にも様々な微量成分が含まれており、わたしたちが考える皮膚と常在菌のための化粧品には、それらはかえって邪魔になると考えています。mayunoWa の化粧品に使用される水は、そこに溶け込んだ微量成分を徹底的に取り除き、細胞培養に適した調整(生体親和性)を加えることでつくられ、シルクをはじめ配合される有用成分が本来の機能性を発揮しながらも肌にも負担がより少ない化粧品が実現します。

天然ヒト型セラミドNatural human ceramide

皮膚の組成で欠かせないセラミドは、角質細胞の水と油を繋ぎ合わせる重要な役割をしています。
植物から取り出される植物由来のセラミドや、皮膚のセラミドに似せて作られたヒト型セラミドなどが一般に使用されている中、醬油を作る大豆の醸造過程にできる代謝物質として抽出されるセラミドは、天然のヒト型セラミドであり皮膚への親和性や水分保持力などのバリア機能に特異的な機能を発揮します。
原料そして製造工程を通し、溶剤類が一切使われていない安心感。mayunoWaでは皮脂膜の代わりの機能を持たせる材料のひとつとしてこの特別なセラミドを採用し配合しています。

菌代謝物質

乳酸菌からつくられる400種を超える菌代謝物質はヒトマイクロバイオームとの相性がとても良く、肌環境を弱酸性に整え常在菌が棲みやすい環境をつくりだすことが示唆されています。
mayunoWa では美容液の役割を「肌に良い成分を与える」ものという発想から「肌の常在菌にとって良い環境を与える」ものに変えることで、肌自体が必要な有用成分をつくりだす機能を取り戻すことを目指します。
乳酸菌がつくりだした貴重な複合代謝物質をそのままお肌にご使用いただけるよう、mayunoWa では手間をかけて注意深く美容液として製品化しています。

アパタイトHydroxyapatite

アパタイトは生体親和性が高い材料で、肌機能へのダメージを抑えながら界面活性剤では落としきれない様々な汚れを取り除くことが可能です。
自然界には存在しないような様々な化学物質の肌への付着は、皮膚常在菌を含めた肌機能を弱らせアレルギーの引き金にもなることから、肌の清浄化を補完する目的で配合しています。
mayunoWaでは沖縄の与那国島のサンゴ化石からつくられたアパタイトを採用しています。

「安心と実感できる結果」をお届けするために厳選された原料をもちい肌の負担となるアルコールや防腐剤を添加しない処方で製品づくりをしています。

オイル・油脂類

鉱物油や溶剤を使用して抽出・精製された油、酸化リスクのある原料や酸化防止剤は使用せず、低温圧搾されたピュアな植物油のみを使用しています。

香り・色

植物種子油そのものの香り、よもぎや紫根をオイルに浸漬したありのままの香りや色を積極的に利用しています。精油の場合はオーガニック栽培のものを溶剤を使用せずに抽出されたものを使用します。

アルコール類・防腐剤・抗菌剤

アルコール類・防腐剤(保湿成分に分類されるものも含め)は、肌の上の常在菌叢に影響を与える恐れがあるため使用していません。また抗菌剤の常用は耐性菌をつくり出すことが指摘されている為、不使用としています。

遺伝子組み換え・農薬・化学肥料

遺伝子組み換え・ゲノム編集された原料はもちろん、農薬・化学肥料は残留性の懸念から採用せ、オーガニック・自然栽培の原料を選択しています。また、キー成分となる植物原料は2025年中に100%自社農園での生産に移行を予定しています。

紫外線吸収剤・シリコン・ポリマー類・ナノ化物質

紫外線吸収剤やシリコン・ポリマー・タール色素など、人体への影響のみならず、廃棄後に生態系を乱す恐れのある原料は使いません。また低分子の成分やナノ化物質は採用せず、経皮吸収された場合に体内で分解・排出できない可能性がある成分は使用しません。

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