COLUMN

揺らぎの原因、を考える

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肌は体に症状が出ると、どうしてこうなったんだろう‥と原因を探したくなるのが人間の心理。
スマホ片手に、すぐに情報検索できてしまう便利さがある一方で、ごまんとある情報に左右され、結局よく分からない‥なんてことはありませんか?

 

 

 

心身一如

心と体は深く繋がっている、という大きな枠で考えてみましょう。
心と体は常に一体。
どちらかがバランスを崩せば、連動してどちらかもバランスを崩すというシンプルな仕組み。
そのバランスに影響を与えるのが、ストレスです。

 

ストレスとは何か?

私たちの体に影響を与える要因は、実はそう多くはありません。
・食べ物
・肉体的疲労
・精神的疲労
・外的刺激(気候、湿度、乾燥、手で顔を触る癖、マスクなど)

 

これらに加え、先天の精と言われる、生まれ持つ性質が影響します。
シンプルですよね。
ここで考えたいのが、自分の中で最もストレスとなっていることは何か?ということ。
実は、多くの方が外側に答えを見つけようとし、自分のストレスの根源に気付いていません。
つまりその状態が、心と体が一体ではないことを表し、気付かぬうちにストレスを深めているのです。

 

 

心と体の不一致

例えば、本当は休みたいのに、やらなきゃと頑張ってしまう‥
体は欲していないのに、甘い物を食べてしまう‥
そんな経験はありませんか?
この状態は、心と体がバラバラなんですよね。

 

このように心と体が一致していない状態は、体にとってストレスなんです。
そんな自分に気付かない状態が多いほど、本来なら消化代謝できるはずの食べ物が未消化になったり‥、外的刺激に影響を受けてしまったり‥体が悲鳴をあげていきます。

 

<ストレス下のメカニズム>
心と体が不一致(ストレス)

交感神経過剰、ストレスホルモン分泌

血管収縮、血流低下、内臓機能低下、炎症モード、菌バランスの乱れ、バリア機能の低下‥

肌荒れや不調

 

 

心の本音を置き去りにしない

症状が出ると嫌だな〜と思いがちですが、私たちを守る為に、症状を出してストップをかけてくれるのが体です。
『ストレスがかかっている自分をこれ以上苦しませないで〜』と敵対モードにし、命に関わらない機能を低下させることで、大切な命を守っているんですよね。

まず見つめる先は、置き去りにしてしまった心なんだ。
そう気付いてから、私自身、心と向き合うことが肌悩みの大きな糸口になったんです。
ですが、心ほど扱いが難しいものはない‥と強く感じます。

大切なことを大切にできなかったり、頑張りすぎてしまったり、心がどう感じているのか分からなくなったり‥皆様もそんなご経験はないですか?
それは、人間には脳(思考)があるからです。
思考に左右されるほど、心がよく分からなくなりますよね。

 

だからこそ、忙しい日常で見えていなかった心を見てあげる大切さ、を体から教わっているのだと思います。
それはまさに、体からの愛。
そんな大切な自分の心と体を守ってあげられるのは、自分だけです。

 

〇〇を食べたら〇〇になる
〇〇が悪いから〇〇しなければいけない
正解を探したくなるのはきっと、心の苦しさを消したいから。
ですが外側に答えを探すほど、自分に否定や制限を増やし、更に心のストレスを増やしてしまうのではないでしょうか。
原因は何?を考えてしまう時ほど、私の心の本音は何だろう?と見つめてみる。
一人で悩まず、私たちと一緒に。
心を解きほぐしていきましょう。

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