COLUMN

治るきっかけは、優しさでした

experience

 

 

初めまして。コラムを担当させて頂いている、ゆりえです。
今日は私の話をさせて頂きます。
私は、10代の頃から酷いニキビに悩んできました。
とにかく、自分の顔が大嫌い。

 

 

 

 

当時の私は、スキンケア方法とは?というレベルで、今思うと恐ろしいですが、安価な化学物質たっぷりのメイクとスキンケアは当たり前。
メイクを落とさず寝てしまうほどケアに無頓着。

 

 

人に弱さを見せることが苦手な私は、親にも周りにも辛さを打ち明けることをしませんでした。
そればかりか、肌が汚い自分を見られたくなくてメイクは厚塗り、できれることなら人目を避けたい、マスクで隠したい‥、段々自分を閉ざすようになったのです。
表面的な美しさを求め、即効性のある美容液やレーザー、薬で整える。
今思うと自分に自信がなくて、自己否定がそのまま肌に投影されていた気がします。

 

 

そんな私の転機となったのが30歳。
20代半ば、家族の病を機に体のことを学び、『健康』というものを意識し始めた私にやってきたのは、産後の不調でした。
暮らし方、生き方、全てが見直されることとなります。

 

 

まず、体に合わない不自然な食べ物を食すと、頭痛が出たり肌が痒くなったり、体に反応が出るようになりました。
日光に浴びると蕁麻疹が出たり、化学的な製品で肌が荒れたり、感情がそのまま肌や体に出るようにもなりました。
なので、メイクができない。
食もスキンケアアイテムも、自然なものを選ばざるを得ない状態となったのです。

 

 

 

 

何かをすれば治る、と外側に答えを求めていた私は、あらゆる食事療法、漢方、鍼灸‥自然療法と言われる全てを行いました。
しかし、改善に向かわない。
こんなに学んで教科書通りに整えているのに何故!?と
焦り、不安感は増し、私の体は良くないんだ‥と深まる自己否定。
ついに、これまでにない肌の大炎症を招くことに‥。

 

 

口腔内や膣内、粘膜という粘膜に炎症が起こり、痒くて痛くて眠れない。
今まで当たり前にできていた食時、会話、椅子に座ることさえも、当たり前ではなくなったのです。
後に、治療法が確立されていない進行性の自己免疫疾患と判明。
数年前に怯えた死の恐怖を、今度は自分自身にまじまじと感じさせられ、何で私の人生は苦しいことばかりなのよと、幼い子供を抱きながら人生に絶望する日々。
こうなったのは何かのせい、私のこと分かってよ、と堪えきれない感情は怒りとして膨れ上がっていきました。

 

 

 

 

自暴自棄になっていた頃、目に留まった言葉が胸に刺さります。
『全て、自分が選択してきた結果である』
『自分の人生に責任を持て』
外側に意識を向けてばかりいた私は、ようやく自分の心を深く見つめるようになります。
同時期に出会ったのがmayunoWaでした。

 

 

思い切ってメールで相談をした時、開発者の横山さんが直々にzoomを繋いで下さいました。
自分の弱さを隠すように、完璧に頑張ることが美徳だと思っていた私に、
『もう頑張って治すのはやめましょ、自分の治癒力が戻るまで、mayunoWaに委ねて少し待ってあげましょ』と。
現代病ともなっている免疫疾患のことから、人に弱さを見せられない私の苦しさまで、全てを包み込んでくれた優しさがそこにはありました。
なんでしょう‥今まで張り詰めていたものがフワッと解けて。
委ねて良いんだ、委ねるってこんなにラクなんだ‥と。
もっともっとと完璧を求める癖をやめ、私は治すことを手放します。

 

 

荒れている私を鏡でまじまじと見て、自分の手で触れ、
この私だって素晴らしいんだよ。
必ず自分の力で戻っていく。
私の力はこんなもんじゃない。
今は弱ってしまったけれど、自分を信じてあげよう。
そうやってどんな私も受容し、今日まで頑張ってきた私にありがとう、と心で感じるたび、涙が溢れ出るようになりました。
その時初めて、自分が抱えてきた苦しさに気付いたのです。
私こんなにも一人で抱えていたんだなって。
私こんなにも自信がなかったんだなって。
『肌は心』と言われる理由を、感じ取った瞬間でもあります。
そこからですね、何かで治そうとしていた私が、私の力で変わっていったのは。

 

 

心も肌も敏感な私でも、mayunoWaは唯一しみることなく使えました。
何より作られる工程から安心であること、使わせて頂く蚕にも負荷をかけないこと、そういった隅々まで行き届いた優しさで一杯の製品は、使った瞬間に、『今までとは全く違う』そんな感覚を覚えました。

 

 

そして、もう一つ今までとは違ったこと。
それは、『肌をシルクで補強し守る』というメソッド。
内側から整えることも大切ですが、弱ってしまった0.2ミリという薄い表皮をシルクで立て直してあげることができるんです。


その表皮とは肌バリア、つまり自分の命を守る免疫。
物質的にその免疫システムを強化していく、というmayunoWaの仕組みが腑に落ちて、整えることがなんだかラクになったんです。
原因はなんでも良い。
今、皮が捲れて崩れている、だからシルクで補強していこう。

今、私弱っている、だから優しく守っていこう。
ゆっくり休んで、体が喜ぶ食事をして、菌を守るケアをしてあげよう。

 



 

 

 

毎日丁寧に肌で守っていくうちに、弱っていた表皮が少しずつ丈夫になっていきました。
『あ、これが私の力なんだ』

こうやって、私は自分への自信を取り戻していったのです。
今では、肌や体の揺らぎがあっても、外側に答えを求め付け足すことがなくなり、ブレない私になったと思います。
生きることがすごくラクになったんです。
私に必要なのは、この在り方だったんだなって。
肌荒れは私をグンっと成長させてくれました。

 

 

常に完璧でいる必要はない。
自然がそうであるように私たちも揺らいで良い。
どんな自分も美しい。
素晴らしいmayunoWaの講師陣の言葉に救われ、ありのままの私を愛する大切さを学んだ今、肌だけでなく体も人生も、見違えるほど変化していった私。

 

 

私、もっとこの環境で磨きたい。
mayunoWaに救われた御恩をお返ししたい。
肌を通して伝えられることを
この優しさを
私が与えてもらったように私もお届けしたい。
そう強く思い、大好きなmayunoWaで活動をさせて頂いています。

PAGE TOP