肌を美しく健康に保つために備わる幾重にも重なるバリア。
mayunoWaはこの「強固に身体の内部を守りぬく仕組み」を最も大切に考え、その鍵をにぎる角質層とそこに棲む常在菌叢マイクロバイオームに着目した化粧品づくりをしています。
生物的バリア「常在菌叢」
→お腹の中の無菌状態から生まれ出た瞬間から肌に棲みつく300種類にも及ぶ共生菌。
化学的バリア「皮脂膜」
→常在菌叢のはたらきによりつくり出される肌表面を覆う弱酸性のうるおい膜。
物理的バリア①「角質層(角層)」
→角質細胞と脂質(油分と水分)からなる10層にも及バリア機能の鍵となる強固な構造。
物理的バリア②「タイトジャンクション」
→細胞同士がピタリとくっつき合い、簡単には外部からの物質が入り込めない構造。
マイクロバイオームとは
私たちの皮膚には、1cm2に約100万を超える微生物(細菌・真菌・ウィルス等)が棲んでいます。
皮膚だけでなく、管腔(消化器・皮膚、口腔、鼻腔、呼吸器、生殖器)を合わせると、その数約1000兆個、人体を構成する細胞が約60兆個ですので、それを遥かに超える数の微生物が棲みつき、情報交換をしながら外部からのダメージから細胞を守り、身体の生理機能を整える一翼を担っています(これら微生物集団のことを、ヒトマイクロバイオオーム=細菌叢と呼びます)。
病原体やウィルス、有害な一過性の菌など、人体にダメージを与える微生物とは異なり、身体の生理機能や細胞を弱らせることなく共生関係を保っているのがマイクロバイオームなのです。
その研究まだ始まったばかりですが、マイクロバイオームの棲みつく環境を整え維持することは、私たちが心身ともに健康へと近づくための鍵をにぎっていることがわかっています。