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MONO HOJO Kanagawa に掲載されました

『mayunowaの化粧品開発について』神奈川県のMONO HOJO成果事例集に掲載されました

 

「肌の菌を育てる」ことでキレイな肌づくりをサポート

なければつくる、化粧品開発がスタート
もともと私自身がアレルギーだったことや、エステの施術でお客様の肌の状態を見ていて疑問を感じることが多く、肌について調べていくうちにシルクという原料に出会いました。しかし、シルクを使っている化粧品を探しても、安全性の条件に合うものがなかったのです。それなら自社で製造するしかないと思い、化粧品の製造に取り組み始めました。

シルクはもともと繭(まゆ)から取れるもので、昔から成分が人間の肌と非常に近いと言われていました。最近の研究では、シルクは細胞を培養するための素地として非常に優れていることが分かってきています。当社で製造している化粧品は、この細胞を培養するための素地として作られた材料を使うのが特徴です。

こだわりの化粧品は肌の常在菌バランスを整える
肌が乾燥したり、弾力がなくなるのは、角層と呼ばれる肌の表面に隙間ができたり、薄くなってしまうのが原因です。当社の化粧品「mayunowaシリーズ」は、この隙間を人工皮膚のように肌と一体になって物理的に埋めてくれます。

従来は、乾燥といえば保湿などで膜をつくるイメージでしたが、そうではなく、隙間を埋めて中からの水分の蒸発を防ぐ、という考え方です。そうすることで、肌本来が持つ、治る力でキレイな肌、つまり肌の常在菌のバランスが整うのをサポートしてくれます。また、今回の補助事業では、繭から取れる生糸を使った美容道具も開発しました。生糸は、肌の組成とほぼ同じアミノ酸成分を持つので肌に優しいケアができます。

一般的に化粧品は腐らないものというイメージがありますが、当社のコンセプトは「肌の(良い)菌を育てる」なので、菌を殺してしまう防腐剤は使用しません。当然、消費期限が短くなるため、実際に使うまでは容量が少ないようにも思われてしまいます。お客様の化粧品に対する根本的なイメージを変えるための商品の伝え方が難しいです。しかし、化粧品の取り扱いを含めた絹美容を施術できるサロンも着実に増えてきています。今後は、より分かりやすく商品をお伝えすること、商品を手に取れる機会を増やせるよう販路を拡大していきたいです。

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